2024-12-12

数の性質3。

 【 問題 】5~6年生向け

【 解答 】

分子と分母の和が2025なんだね。

2025=3×3×3×3×5×5

だから、分子が3の倍数もしくは5の倍数なら約分できる。だって、分子と分母の和が3の倍数で分子が3の倍数なら、必ず分母も3の倍数になるでしょ。たとえば、3/2022なら、分子と分母の和2025は3の倍数で分子も3の倍数、ほら、分母の2022も3の倍数になってるね。

それでは、解説にいきましょう。

(1)

B/Aが1を超えない最大の分数なんだから

2025÷2=1012…1

1012を分子に、1013を分母にもってこればいい、1を超えてないね。

よって、答えは1012/1013となる。

(2)

2025=3×3×3×3×5×5

だから、分子が3の倍数もしくは5の倍数なら約分できる。

2/2023~1012/1013まで分数は1011個ある。

分子が3の倍数は

1012÷3=337個

分子が5の倍数は

1012÷5=202個

分子が15の倍数は

1012÷15=67個

分子が3または5の倍数であるのは


337+202-67=472個


ある。

できました☆

全部で分数が1011個あって、約分できるのが472個なんだから、約分できない分数の個数は


1011-472=539個


よって、答えは539個となる。

(3)

約分して分子が1になるのは、分子が2025の約数であればいい。だって、たとえば、分子と分母の和が15のとき、分子が15の約数であれば

1/14、3/12=1/4、5/10=1/2

で分子が1になるでしょ。悩んだときは小さな数字で確認してみると良いよ。

2025の約数は、小さい方から


1,3,5,9,15,25,27,45,75,81,135,225,405,675,2025


これらを分子にして分数を作ってみると


3/2022、5/2020、9/2016、15/2010、25/2000、27/1998、45/1980、75/1950、81/1944、135/1890、225/1800、405/1620、675/1350


うん、大丈夫、ちゃんと約分できて分子が1になるね。

よって、答えは13個となる。


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