2024-12-29

数列2。

 【 問題 】4年生向け

0、2、5を使って次のように小さい順に並べます。


0、2、5、20、22、25、50、52、55、200、202、205、220…


たとえば、25は6番目の数で、10番目の数は200です。

(1) 2025は何番目の数ですか。

(2) 2025番目の数は何ですか。


【 解答 】

n進法プラス変則n進法の問題だね。簡単なんだけど10進法→3進法、3進法→10進法が身に付けられない子が多い。覚えられるまで帰れません😆を塾でやってもらおう😂。ここでは順々に数え上げる方法でやってみるけど、進法の変換を覚えた方が断然お得(得策)だと思うから、4年生くらいから少しずつ練習した方がいい。では、いきましょう。

(1)

桁数に着目して数えていこう。


1桁 ⇒ 3個

2桁 ⇒ 2×3=6個

3桁 ⇒ 2×3×3=18個

4桁 ⇒ 2000,2002,2005,2020,2022,2025


できました☆

2025は


3+6+18+6=33番目


の数字となる。変則n進法でやるときは最初の0を含めないとだよ!要注意だね。

よって、答えは33番目となる。

(2)

ちょっと面倒だけどさっきと同じように数え上げてみる。


1桁 ⇒ 3個

2桁 ⇒ 2×3=6個

3桁 ⇒ 2×3×3=18個

4桁 ⇒ 2×3×3×3=54個

5桁 ⇒ 2×3×3×3×3=162個

6桁 ⇒ 2×3×3×3×3×3=486個

7桁 ⇒ 2×3×3×3×3×3×3=1458個


ここまでで2025を超えてしまった。そう、2025番目は7桁のどこかにある数だ。

6桁までで


3+6+18+54+162+486=729個


の数がある(残りは2025-729=1296個)。

7桁の数に注力してみる。小さい方から細かく数え上げる。


7桁目の数が2のとき

= 2□□□□□□

⇒ 3×3×3×3×3×3=729個


ここまでで729+729=1458個(残りは2025-1458=567個)。


7桁目の数が5で6桁目の数が0のとき

= 50□□□□□

⇒ 3×3×3×3×3=243個

7桁目の数が5で6桁目の数が2のとき

= 52□□□□□

⇒ 3×3×3×3×3=243個


ここまでで1458+243×2=1944個(残りは2025-1944=81個)。

見えてきた。55□□□□□に答えがある。残りは81個、お、やった、ついてる、81=3×3×3×3だから、550□□□□にして、□□□□には最後(最大)の5555が入る。


できました☆


5505555


これが2025番目の数だ。

数え上げでも良いんだろうけど、お得(得策)ではないと思う。数字に弱い子ならアウトになる可能性特大だ。

進法の変換を正しく身に付けてしまえば


2025-1=2024

3|2024

3|  674 … 2

3|  224 … 2

3|    74 … 2

3|    24 … 2

3|      8 … 0

         2 … 2

⇒ 2202222

5505555


だけでスマートに正答に至れる。計算力に自信がない子ほど早い時期から進法に着手して欲しい。進法もゆっくり丁寧を積み上げていけば必ず体得できるはず、こんな数えるだけ問題で失点するなんてもったいないよ!

よって、答えは5505555となる。


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