【 問題 】4年生向け
対角線AC上に点Eがあり、三角形ABEと三角形DECの面積の比は3:1です。
三角形AEDの面積は何㎠ですか。
できました☆
【 解答 】
見えない線を頭の中で描けるといいね。では、いきます。
台形の面積はわかる。
台形の面積
= (3+5) × 4 × 1/2 = 16㎠
ここで手が止まってしまったら鉄則を思い出そう。
鉄則2.平行線があれば相似を疑う
平行線にXを書けば相似ができる。
DBに補助線を引く。
補助線とは、見えなかったものを見えるようにしてくれる線のことだ。
DBに線を引くことで見えなかった相似が見えた。
△AFDと△CFBは3:5の相似
⇒ DF:FB=3:5
ここで△DBCに着目する。
CFは△DBCを3:5に分ける線だ。
△DFCの面積:△FBCの面積=3:5
△DFEの面積:△FBEの面積=3:5
△DECの面積:△EBCの面積=3:5
全部が3:5になる。図を見ながら確認する。
△DECの面積=③
△EBCの面積=⑤
とする。
△DECと△ABEの面積比は1:3と問題に書いてあるから、△DECの面積=③、とおくと、△ABEの面積=⑨となる。
まとめると下のようになる。
△ABEの面積:△EBCの面積=9:5
⇒ AE:EC=9:5
そう、等高三角形だね。
AE:EC=9:5だから、△ACDの面積の9/14倍が△AEDの面積になる。
△ACDの面積
= 3×4× 1/2=6㎠
△AEDの面積
= △ACDの面積× 9/14
= 6× 9/14 = 27/7㎠
となる。
見えない線を頭の中で描く練習をするんだよ。
よって、答えは27/7㎠となる。
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