整数Aの約数を全部かけ合わせた数字をBとします。BをAで□回割ったところ商が45になり、□+1回割ると商が初めて整数でなくなりました。
B÷A÷A÷・・・÷A=45
Aはいくつですか。また、□に入る数字はいくつですか。
【 解答 】
A=45×45=2025
2025の約数={1,3,5,9,15,25,27,45,75,81,135,225,405,675,2025}
B=1×2025×3×675×5×405×9×225×15×135×25×81×27×75×45
B÷A÷A÷A÷A÷A÷A÷A=45
□=7
適当な数字をあてはめて確認してみよう。では、いきます。
適当な数字でやってみる。
A=10だとどうだろう。
Aの約数は{1,2,5,10}だから、B=1×10×2×5=10×10になるね。
そう、BはA=10で2回割れて商が1になる。
A=12だとどうだろう。
Aの約数は{1,2,3,4,6,12}だから、B=1×12×2×6×3×4=12×12×12になるね。
そう、BはA=12で3回割れて商が1になる。
A=30だとどうだろう。
Aの約数は{1,2,3,5,6,10,15,30}だから、B=1×30×2×15×3×10×5×6=30×30×30×30になるね。
そう、BはA=30で4回割れて商が1になる。
そうなんだ、約数の個数が偶数個だと商が1になるんだ。割れる回数は、約数の個数÷2回、だね。
では、約数の個数が奇数個だとどうなるんだろ?約数の個数が奇数個の整数は平方数だ。
適当な平方数でやってみる。
A=3×3=9だと、Aの約数は{1,3,9}だから、B=1×9×3になるね。
そう、BはA=9で1回割れて商が3になる。
A=4×4=16だと、Aの約数は{1,2,4,8,16}だから、B=1×16×2×8×4になるね。
そう、BはA=16で2回割れて商が4になる。
A=6×6=36だと、Aの約数は{1,2,3,4,6,9,12,18,36}だから、B=1×36×2×18×3×12×4×9×6になるね。
そう、BはA=36で4回割れて商が6になる。
そうなんだ、約数の個数が奇数個だと□×□=Aの□が商になるんだ。割れる回数は、(約数の個数-1)÷2回、だね。
できました☆
B÷A÷A÷・・・÷A=45
⇒ A=45×45=2025
A=2025の約数は数えると15個あって、それらを全部かけ合わせるとBになる。
B=1×2025×3×675×5×405×9×225×15×135×25×81×27×75×45
BをAで割ると、(15-1)÷2=7回割れて、商が45になる。
よって、答えはA=2025、□=7となる。
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