【 問題 】4年生向け
A中学校とB中学校との距離は21kmです。A中学校からはAチームがB中学校に向かって、B中学校からはBチームがA中学校に向かって同時に出発します。Aチームは分速100mで25分歩くごとに5分休み、Bチームは分速60mで35分歩くごとに5分休みます。AチームとBチームが出会うのは出発してから何時間何分後ですか。また、出会うまでにAチームは何分休んで、何km歩きましたか。
【 解答 】
こつこつ解く問題だね。では、いきましょう。
Aチーム
分速100mで25分ごとに5分休む
⇒ 30分で100m/分×25分=2.5km進む
Bチーム
分速60mで35分ごとに5分休む
⇒ 40分で60m/分×35分=2.1km進む
30分と40分の最小公倍数は120分、この120分で何km進むかを考えてあげる。
Aチーム
30分で2.5km進む
⇒ 120分で10km進む
(100分歩いて20分休む)
Bチーム
40分で2.1km進む
⇒ 120分で6.3km進む
(105分歩いて15分休む)
そう、120分でAチームとBチーム合わせて10km+6.3km=16.3km進むんだ。
もう21kmにだいぶ近くなったね。
120分経ったとき、残りの距離は
21-16.3=4.7km
となる。
ここからは細かくいこう。
Aチームが25分で休みに入るから、25分でAチームとBチームが合わせて何km歩くかを確認する。
(100m/分+60m/分)×25分=4km
25分かけて4kmを歩いたところでAチームは5分の休みに入る。
Bチームは休みまであと35-25=10分ある。
Aチームが5分休んでる間に、Bチームが歩く距離は
60m/分×5分=0.3km
となる。
残りの距離は
4.7km-4km-0.3km=0.4km
残り0.4kmのところで、Aチームは休みが終わり、Bチームは休みに入るまであと10-5=5分ある。この0.4km=400mを出会い算してあげる。
(100m/分+60m/分)×□分=400m
⇒ □=2.5
残り0.4kmの距離を2.5分かけて歩き、AチームとBチームは出会う。
できました☆
Aチーム
120分進む+25分歩く+5分休む+2.5分歩く
=152.5分かかる=2時間32.5分かかる
(120分のうち20分休みだから、20+5=25分休み)
Bチーム
120分進む+32.5分歩く
=152.5分かかる=2時間32.5分かかる
(120分のうち15分休み)
Aチームが歩いた距離
・ 120分進む=10km
・ 25分歩く=100m/分×25分=2.5km
・ 5分休む=0km
・ 2.5分歩く=100m/分×2.5分=0.25km
合計=10km+2.5km+0.25km=12.75km
Bチームが歩いた距離
・ 120分進む=6.3km
・ 32.5分歩く=60m/分×32.5分=1.95km
合計=6.3km+1.95km=8.25km
つまり、AチームとBチームは2時間32.5分後に出会い、出会うまでにAチームは12.75km、Bチームは8.25kmを歩き、Aチームは途中で25分、Bチームは15分休んだ。
” 進む ” の表現を外してまとめてみる。
Aチーム
25分休み
歩いた時間=152.5-25=127.5分
歩いた距離=100m/分×127.5分=12.75km
Bチーム
15分休み
歩いた時間=152.5-15=137.5分
歩いた距離=60m/分×137.5分=8.25km
最初の120分に休みが入ってるのがちょっとややこしいかもだけど、すぐに慣れるよ!
よって、答えは2時間32.5分後、25分、12.75kmとなる。
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