【 問題 】4~5年生向け
A君、B君、C君、D君の4人の所持金を合計すると1000円です。A君の所持金から20円を引いた金額と、B君の所持金を2倍にした金額と、C君の所持金に100円を加えた金額と、D君の所持金を半分にした金額がどれも等しいとき、D君の所持金はいくらですか。
【 解答 】
受験算数において大事なのは「等しい」とか「同じ」とかの文言だ、だって、=で等式が作れるでしょ。式を作らなければ誰も解けないのだから、文言に着目して式を作っていこう。あと、この問題だと、一番に着眼すべきはB君とD君の関係だ。なぜなら
B×2=D×1/2
⇒ B:D=1/2:2=1:4
⇒ B=①、D=④
そう、逆比を使ってB君とD君の所持金の比がすぐに出せるからだ。B君の所持金=①、D君の所持金=④から始めてみよう。
A-20=①×2=C+100=④÷2=②
問題文を式にすると上のようになる。B君=①、D君=④で立式したんだ。すると、A君、B君、C君、D君のそれぞれの所持金は
A君=②+20
B君=①
C君=②-100
D君=④
となるね。これを全部足すと1000円なんだ。
できました☆
(②+20)+①+(②-100)+④=1000
⇒ ⑨-80=1000
⇒ ⑨=1080、①=120円
D君の所持金は④だから
①=120円
⇒ ④=480円
よって、答えは480円となる。
確認すると
A君=②+20=240+20=260円
B君=①=120円
C君=②-100=240-100=140円
D君=④=480円
合計=260+120+140+480=1000円
ちゃんとなってるね☆
にほんブログ村