2025-06-26

速さ15。

  【 問題 】3~4年生向け

グラウンド1周を走るのに、Aさんは▢分、Bさんは2分20秒かかります。2人がスタートラインから同時にグラウンドを同じ方向に走ると7分後にBさんはAさんに初めて追いつきます。▢に入る数字はいくつですか。


【 解答 】

ここでもまずはあえて、速さ×時間=距離、を問題文どおりに徹底してみる。

では、いきましょう。


秒でもいいけど、分でやってみようか。


1周の距離の式

A×▢分=B× 7/3分=(B-A)×7分

(2分20秒=7/3分はいいね!)


速さ×時間=距離、くどくどといく。


B× 7/3分=(B-A)×7分(=1周の距離)

⇒ B:B-A=7:7/3(逆比だよ!)

⇒ B:B-A=3:1

⇒ B:A=3:3-1=3:2


そう、BさんとAさんの速さの比は3:2なんだ。


できました☆


A×▢分=B× 7/3分

2×▢分=3× 7/3分

⇒ ▢=3× 7/3 ÷2(=7/3 ×3/2、逆比だね!)

▢=3.5


Aさんは1周するのに3.5分=3分30秒かかるんだね。


当たり前の確認だけど、AさんとBさんの速さの比が2:3ということは、Aさんが2周する間にBさんは3周する。つまり、Aさんは2周(=3.5×2=7分)して追いつかれ、Bさんは3周(=2分20秒×3=7分)して追いつくんだ。はじめて追いつくとは、周回遅れにすることだよ。

だから、速さ×時間=距離、が身に付いたら、次のように解く。


7分÷2分20秒=3周、Bが3周して追いつくんだから、Aは3-1=2周している。

Aは7分で2周するから、Aは7分÷2=3.5分で1周する。


よって、答えは3.5となる。


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速さ14。

 【 問題 】3~4年生向け

グラウンド1周を走るのに、Aさんは5分36秒、Bさんは▢分かかります。2人がスタートラインから同時にグラウンドを反対方向に走ると2分20秒後に出会います。▢に入る数字はいくつですか。


【 解答 】

速さ×時間=距離、ここではあえて問題文どおりに徹底してみる。

では、いきましょう。


A×5分36秒=(A+B)×2分20秒=1周の距離


これはみんな大丈夫なはず。


A×5分36秒=(A+B)×2分20秒(=1周の距離)

⇒ A×336秒=(A+B)×140秒(=1周の距離)

⇒ A:A+B=140:336(逆比だよ!)

⇒ A:A+B=5:12

⇒ A:B=5:12-5=5:7


そう、AさんとBさんの速さの比は5:7なんだ。


できました☆


Bさんが1周するのにかかる時間を▢秒とすると


A×336秒=B×▢秒

5×336秒=7×▢秒

⇒ ▢=5×336÷7(=336× 5/7、逆比だね!)

▢=240


Bさんは1周するのに240秒=4分かかるんだね。


よって、答えは4となる。


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