2025-07-07

仕事算2。

 【 問題 】3~4年生向け

機械Aが9時間かかる作業を機械Bは13時間30分かかります。この作業をAとBが協働して同時に始めて同時に終えたのですが、調べてみると途中でBが2時間30分作業を停止していました。Aが作業していた時間は何時間何分でしたか。


【 解答 】

仕事算の基礎問題。

では、いきましょう。


分でもいいんだけど、時間(h)で攻めてみようか。


A×9h=B×13.5h=全体の作業量

⇒ A:B=13.5:9(逆比だね!)

A:B=3:2


ここで、次のように数字を置こう。


Aが1hでする作業量=③

Bが1hでする作業量=②

③×9h=②×13.5h=㉗(全体の作業量)


Bは2時間30分=2.5h作業を停止したとある。

Bは2.5hで②×2.5h=⑤の作業ができる。もし、Bが停止せずにAと同じ時間作業をしていたとすると、余分に⑤の作業をしていたはずだ。


できました☆


Aが作業していた時間を▢hとすると


(A+B)×▢h=㉗+⑤

(③+②)×▢h=㉜

⇒ ⑤×▢h=㉜

⇒ ▢=6.4

6.4h=6時間24分


Bが停止せずにAと同じ時間作業をしていたとすると、㉗の作業量を上回って、㉗+⑤=㉜の作業量をしていたんだ。


まとめてみる。


Aは6.4h(6時間24分)の作業

Bは6.4-2.5=3.9h(3時間54分)の作業

③×6.4h+②×3.9h=㉗


ちゃんと全体の作業量=㉗になってるね!


よって、答えは6時間24分となる。


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仕事算1。

 【 問題 】4年生向け

ある工場には同じ作業を行うが性能の異なるロボットAとロボットBがあります。ロボットAに2時間、ロボットBに9時間の作業をさせると、1日に必要な作業量が終えられます。ロボットAに11時間、ロボットBに4時間の作業をさせると、1日に必要な作業量の6/7が終えられます。ロボットBだけに作業をさせた場合、1日に必要な作業量を終えるのにかかる時間は何時間何分ですか。


【 解答 】

どちらが仕事ができるのか⇒逆比、仕事算ではこれに尽きる。

では、いきましょう。


1日に必要な作業量の6/7とあるから、とりあえず、1日に必要な作業量を⑦とおいて立式してみる。


A×2h+B×9h=⑦

A×11h+B×4h=⑥


このままではAとBを比べられないから、⑦と⑥を最小公倍数=㊷にそろえてあげる。⑦の式は×6、⑥の式は×7をするんだね、


A×12h+B×54h=㊷

A×77h+B×28h=㊷

A×12h+B×54h=A×77h+B×28h

⇒ B×26h=A×65h

B:A=65:26=5:2(逆比だね!)


そう、AとBの1hあたりの作業量はA:B=2:5なんだ。


ここで設定し直す。


Aの1hあたりの作業量=②

Bの1hあたりの作業量=⑤

×2h+⑤×9h=㊾②×11h+⑤×4h=㊷=㊾× 6/7


できました☆


1日に必要な作業量=㊾、とわかった。


Bの1hあたりの作業量=⑤

1日に必要な作業量=㊾

⇒ ⑤×▢h=㊾

⇒ ▢=9.8

9.8h=9時間48分


できるを積み上げていこう!


よって、答えは9時間48分となる。


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