2024-12-13

場合の数1。

 【 問題 】5年生向け

さいころを3回投げて出た目を順にa、b、cとします。a+b+cが3の倍数になるとき、a、b、cの組み合わせは何通りありますか。


【 解答 】

場合の数は名前のとおり場合分けをするんだけど、3の倍数を全部数え上げるのはちょっと面倒かも。和が3の倍数→3、6、9、12、15、18と6パターンあるからね(6パターンなら余裕か?)。少し工夫してやってみよう。


aとbは何でもいいんだ。たとえば、a=1、b=3にしようか。

a=1、b=3のとき、和が3の倍数になるためには

c=2または5

であればいい。2通りあるね。


じゃあ、a=2、b=4だったらどうだろうか。

a=2、b=4とき、和が3の倍数になるためには

c=3または6

であればいい。2通りあるね。


さらに、じゃあ、a=6、b=5だったらどうだろうか。

a=6、b=5とき、和が3の倍数になるためには

c=1または4

であればいい。2通りあるね。


そうなんだ、実はaとbがどんな目であってもcは必ず2通りあるんだ。自分で確認して「確かに!」と実感して欲しい。


できました☆

aとbの目の出方は


6×6=36通り


その36通りに対してcは必ず2通りあるんだから、a+b+cが3の倍数になるのは


36×2=72通り


よって、答えは72通りとなる。


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

中学校受験ランキング
中学校受験ランキング