【 問題 】3年生向け
段ボールの中にお菓子AとBが同じ数ずつ入ってます。段ボールにBを15個追加して入れたところ、段ボールの中のお菓子(AとB)の56%がBになりました。Aは何個ですか。
【 解答 】
変わらないもの(和、差、一方が変わらない)があれば倍数算で攻める。
算数が得意でない子たちは、自分が使える道具のうち、この問題はどれを使って解くんだろう?をいつも考えて欲しい。
意識して問題に取り組むことが大事。意識してたことがいつの間にか無意識のうちにできるようになって、そのことが再び意識されたとき、本物の実力がついたと言える。まずは〇〇算で構わない、意識して解くこと。
では、いきます。
Bだけを追加したのだからAが変わらないんだ。
はじめは同じ数(1:1)だった、それがBだけ+15個で、44%:56%=11:14になったんだ。
上の式を見ながらいこうか。
Aは追加してないから、はじめからずっと⑪のまま。
A=⑪だから、はじめのBも同じで、B=⑪だね。
Bは⑪だったのが、15個追加で、⑭になった。この差の⑭-⑪=③が15なんだ。
できました☆
⑭-⑪=③=15
⇒ ①=5
⇒ ⑪=55
まとめてみる。
A=⑪=55個
はじめのB=⑪=55個
追加後のB=55+15=70個
追加後のA+B=55+70=125個
⇒ 125個×0.56=70個
追加後のBは全体の56%になってるね!
よって、答えは55個となる。

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