2025-01-02

和差算4。

【 問題 】3年生向け

50円玉と100円玉が合わせて55枚あります。もし50円玉と100円玉の枚数が逆だと合計金額は550円高くなります。50円玉と100円玉は何枚ずつありますか。


【 解答 】

550÷(100-50)=11枚

(55+11)÷2=33枚

55-33=22枚

⇒ 50円玉=33枚、100円玉=22枚


解説しよう。

枚数を逆にしたら550円高くなる

50円玉の方が多い!


これが1番大事、この当たり前感覚を外さない。50円玉が多かったのが、枚数が逆だと100円玉が多くなって550円高くなったんだ。


前回や前々回と同じだね。


ここで寄り道、くどくどと確認・整理。

この枚数を逆にする問題だけど、多い分だけ渡す=差の分だけ減って増える(差の分だけ移動する)、と考えた方が分かりやすいかもしれない。

たとえば


11枚と7枚を逆にする

⇒ 差の4枚を渡す(4枚減る)、差の4枚をもらう(4枚増える)

⇒ 7枚と11枚になる


こんな感じで、枚数を逆にすると差の分だけ減って増える(差の分だけ移動する)んだ。


問題に戻ろう。

もし50円玉の方が1枚多いとどうなるか。

枚数を逆にする、つまり50円玉が1枚減って-50円、100円玉が1枚増えて+100円、差し引きすると合計金額は50円高くなる。

もし50円玉の方が2枚多いとどうなるか。

枚数を逆にする、つまり50円玉が2枚減って-100円、100円玉が2枚増えて+200円、差し引きすると合計金額は100円高くなる。

そうなんだ、枚数を逆にすると、枚数の差×50円だけ高くなるんだ。

550円高くなるときの枚数の差は


550÷50=11枚


となる。

できました☆

50円玉と100円玉の枚数の和は55枚差は11枚だから


50円玉+100円玉=55枚

50円玉-100円玉=11枚

⇒ 50円玉=33枚、100円玉=22枚


となる。合計金額を確認してあげると


50×33+100×22=3850円

50×22+100×33=4400円

4400-3850=550円


うん、大丈夫、金額もあってるね!

よって、答えは33枚22枚となる。


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