【 問題 】3~4年生向け
仕入れ値が1個2500円の商品を40個仕入れました。この商品に20%の利益を見込んで定価をつけて売ったところ、一部が売れ残りました。そこで、残りの商品については定価の20%引きで売ったところ、全部が売れました。利益は定価で40個が売れたときの55%でした。定価で売れた商品は何個でしたか。
【 解答 】
いわゆる弁償算だね。弁償算は小学生みんな上手に解くから心配ないね。では、いきましょう。
2500×0.2=500円利益
2500×1.2×0.8=2400円
2500-2400=100円損失
500×40=20000円
20000×0.55=11000円
20000-11000=9000円
9000÷(500+100)=15個
40-15=25個
定価で売ったときの利益
=2500円×0.2=500円
定価の20%引きの価格
=2500円×1.2×0.8=2400円
定価の20%引きで売ったときの損失
=2500円-2400円=100円
そう、定価で売ると500円の利益なんだけど、定価の20%引きで売ると100円の損失なんだ。どんな解き方をするのであれ、受験算数では、この500円の利益と100円の損失はきちんと理解しないといけない。
また、+20%のあとに-20%だと損失になる、これも意識して欲しい。
40個を定価で売ったときの利益
=500円×40=20000円
40個を定価で売ったときの利益の55%
=20000円×0.55=11000円
そう、売れ残りを定価の20%引きで売ったから20000円だったはずの利益が11000円になったんだ。
20000円-11000円=9000円
利益が9000円減った。
1個売れ残りが出ると
500円の利益⇒100円の損失
そう、1個の売れ残りで利益は
500円+100円=600円
減るんだ。
できました☆
全部で9000円利益が減ってて、1個の売れ残りで利益は600円減るんだから
9000÷600=15個
の売れ残りがあったんだ。
定価で売れた個数は
40個-15個=25個
になる。
確認してみる。
500円×25=12500円の利益
100円×15=1500円の損失
12500円-1500円=11000円の利益
大丈夫、合ってるね!
よって、答えは25個となる。

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