【 問題 】4~5年生向け
8%350gの食塩水Aと3%900gの食塩水Bがあります。水950gを使ってA,Bの食塩水の濃さを同じにします。A,Bそれぞれに何gの水を加えればいいですか。
【 解答 】
水を加えるだけだから食塩の量は変わらないね。算数は、変わらない=同じ=等しい、に着目して問題を解くんだ。では、いきましょう。
Aの食塩の量=350×0.08=28g
Bの食塩の量=900×0.03=27g
水を加えるだけだから食塩の量は変わらない。ここでちょっと考えてみよう、濃さを同じにするてどういうことだろう?たとえば、食塩の量が2倍(1:2)なら、食塩水の量が2倍(1:2)であれば濃さは同じだ。食塩1gが入ってる食塩水100gと食塩2gが入ってる食塩水200gは濃さが同じでしょ、算数で大事なのは当たり前感覚だ、肩の力を抜いて解こう。ということは、食塩の量がAとBそれぞれ28gと27gなんだから、濃さを同じにするためには、AとBの食塩水の量を28:27にしてあげればいいんだ。
水950gを使うんだから、水を加えた後の食塩水Aと食塩水Bの合計は
350+900+950=2200g
になっているはずだ。食塩水2200gは食塩水Aと食塩水Bの合計なんだから、これを28:27に分けてあげればいい。
できました☆
水を加えた後に
食塩水A:2200g× 28/55=1120g
食塩水B:2200g× 27/55=1080g
になっていればいいんだ。
加えた水の量は
食塩水A:1120-350=770g
食塩水B:1080-900=180g
になる。
確認すると
水:770+180=950g
食塩水A:食塩28gで食塩水1120g
食塩水B:食塩27gで食塩水1080g
濃さ:28/1120 ×100=27/1080 ×100=2.5%
全部数字が合うね!
よって、答えはAに770g、Bに180gとなる。
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