【 問題 】5年生向け
A店とB店では同じ商品を同じ仕入れ値で同じ個数だけ仕入れました。
A店は、17%の利益を見込んで定価をつけ、1日で全部を売りました。
B店は、50%の利益を見込んで定価をつけましたが、1日目では全部が売れませんでした。2日目は、定価の20%引きで売ったところ、まだ売れ残りが300個ありました。3日目は、2日目の価格の10%引きで売ったところ、全部が売れました。また、B店で2日目に売れた個数は、1日目と3日目に売れた個数の合計と同じでした。
この商品のA店の利益とB店の利益は同じ金額でした。
B店が1日目に売った商品の個数は何個ですか。
【 解答 】
つり合いをとる(バランスをとる)=天秤図、原価に対する利益率がB店も17%であることがわかれば簡単だね。
問題文が長いと臆してしまうかもしれないけど、そんなのは気持ちの問題=慣れの問題だ。ここまではわかる、ここまでは大丈夫、と区切りながら、練習では丁寧に紐解いていこう。
では、いきます。
原価×1.5×0.8=原価×1.2
⇒ 2日目は20%の利益
原価×1.2×0.9=原価×1.08
⇒ 3日目は8%の利益
50% ▢個
20% ▢+300個
17%
8% 300個
ここでつり合いをとってあげる。もちろん天秤図を書いても良いよ!
8%300個は、17%を基準にして17-8=9%利益が少ない。
⇒ 9%×300個
20%▢+300個は、17%を基準にして20-17=3%利益が多い。
⇒ 3%×▢個+3%×300個
50%▢個は、17%を基準にして50-17=33%利益が多い。
⇒ 33%×▢個
この少ないと多いがつり合ってるんだ。
( Read more » cf.平均算1、cf.平均算2、cf.食塩水6-天秤図 )
できました☆
9×300=3×▢+3×300+33×▢
⇒ 2700=36×▢+900
⇒ 1800=36×▢
⇒ ▢=50
B店では、700個の商品を仕入れ、1日目は50個、2日目は350個、3日目は300個を売って、原価に対する利益率はA店と同じ17%だったんだね。
よって、答えは50個となる。

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