2024-12-12

数列。

 【 問題 】4~5年生向け

11+13+15+17+・・・+□=2000

□に当てはまる整数はいくつですか。


【 解答 】

2025年だから2025に関する問題は受験生であれば必須になる。

例えば、1×1~9×9までの九九を全部足したら45×45=2025になるとかも、実際に南山女子中学で過去に出題されたことがあるものの、触れておいた方がいい問題だと思う。頭の体操にもなるしね。


1から始まる奇数の和は4年生とか5年生でやっておいた方がいい。等差数列は2年生でもやれるから、やれる以上は早く早くがあとあと楽になるはず。あとあと楽がやっぱり良いよ!

1から始まる奇数の和は、実は個数×個数なんだ。


1+3=2×2=4

1+3+5=3×3=9

1+3+5+7=4×4=16

1+3+5+7+9=5×5=25


ちゃんと、1から始まる奇数の和=個数×個数、になってるね。

これを知らないとこの問題を解くのが一気に面倒になるし、知っていると一気に楽になる。


11+13+15+17+・・・+□=2000

これに1+3+5+7+9(=5×5=25)を足してあげる

すると


1+3+5+7+9+11+13+15+17+・・・+□

=2025


になる。

これで1から始まる奇数の和になった。

ということは個数×個数でいけるんだね。

2025は平方数で、2025=45×45なんだ、そう、つまり、1~□までに奇数が45個並んでるってことになる。

できました☆

□は1から数えて45個目の奇数なんだから


□=1+2×44=89


よって、答えは89となる。


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