【 問題 】4年生向け
箱Aには44個、箱Bには49個のボールが入ります。箱Aの個数は箱Bの個数よりも1箱だけ多いです。何個かのボールがあり、箱Aだけに入れていくと34個が入らず、箱Bだけに入れていくと23個が入りません。ボールは何個ありますか。
【 解答 】
過不足算や差集め算の基本も上に抜けている子以外は数をこなして慣れないといけない。やること多くて大変だけど、勉強=努力で自分が磨かれると信じてやり抜いて欲しい。では、いきましょう。
箱の個数が違うから揃えてあげようか。ここでは少ない方のBに揃えてみよう。
もし箱Aが箱Bと同じ個数だったら、つまり、箱Aが1箱少なかったとするとどうなるか。そう、ボールがさらに入らなくなる、すでに34個が入らないのにAの箱数を1個減らしたらもっと入らなくなるね。
34+44=78個
Aの箱数を1箱減らしてBと同じ箱数にしてあげると、Aにはボールが78個入らなくなるんだ。
Aは78個入らない、Bは23個が入らない、この差は55個(=78-23)だ。言い換えると、Bの方がAよりも55個多く入ってるんだ。
BはAよりも1箱で5個(=49-44)多く入る、55個多く入れるには11箱(=55÷5)てことだね。
44 44 … 44 +78
49 49 … 49 +23
55÷5=11箱
こんな感じでやれるといいね!
できました☆
11箱あるとBの方がAよりも55個多く入るんだ。Aは1箱減らしていたから、Aは11+1=12箱だね。ボールの個数は
A:44×11+78=44×12+34=562個
B:49×11+23=562個
AでやってもBでやってもちゃんと同じ個数になるね!
よって、答えは562個となる。
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