2024-12-17

場合の数3。

 【 問題 】4年生向け

671~680までの10個の整数から異なる3個を選びます。その3個の整数の和が2025になる組み合わせは何通りありますか。ただし、3個の整数の順番を入れかえたものは同じ組み合わせとします。


【 解答 】

計算が得意な子はこのままやってもいけるんだろうけど、和を2025にするのはちょっと大変だ、混乱してしまう。だから数字を小さくしてあげて計算を楽にするんだ。

では、いきましょう。


671~680から3個を選んで和が2025

 

これを言い換えてあげる。


1~10から3個を選んで和が15


にしてあげる。

ん?何をしたの?そう、すべての数字から670を引いたんだ。2025からは3個分の670×3=2010を引いてあげた。同じ数を引いてるんだから条件は変わらないね。


671~680から3個を選んで和が2025

1~10から3個を選んで和が15


かなり楽になったね、あとは地道に規則正しく数えてあげる。


3個の整数の和=15

⇒(1,4,10)(1,5,9)(1,6,8)

(2,3,10)(2,4,9)(2,5,8)(2,6,7)

(3,4,8)(3,5,7)

(4,5,6)


よって、答えは10通りとなる。


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村