2025-11-04

場合の数18。

 【 問題 】3~4年生向け

991、300、575、808、のように2種類の数字からできている3けたの整数は何通りありますか。


【 解答 】

前回とまったく同じだね。慣れるまで根気よく手を動かそう。

では、まいります。


3けたの整数とある。百の位に0は使えないから、2種類の数字に0があるかないかで場合分けしてあげる。


【1】2種類の数字に0がある場合

2種類の数字の選び方は、(0、1)(0、2)(0、3)・・・(0、9)、の9通りある。

(0、1)のときを考えてみる。

百の位に0は使えないから、百の位は必ず1になる。

1▢▢

この▢には0か1が入るから

2×2=4通り

なんだけど、111は使ってる数字が1種類になってしまうからダメ、引いてあげる。

4-1=3通り

ちなみに、この3通りは

100、101、110

だね。

これくらいなら数えた方が断然速いね!

(0、1)のときが3通りなら、他の(0、2)(0、3)・・・(0、9)もそれぞれ3通りのはず。

3×9=27通り

【2】2種類の数字に0がない場合

2種類の数字の選び方は、(1、2)(1、3)・・・、何通りだろうか。

0を除いた1~9の9個の数字から2個を選ぶんだから

9×8÷2=36通り

2種類の数字の選び方は36通りだね。

(1、2)のときを考えてみる。

▢▢▢

この▢には1か2が入るから

2×2×2=8通り

なんだけど、111と222は使ってる数字が1種類になってしまうからダメ、引いてあげる。

8-2=6通り

ちなみに、この6通りは

112、121、122、211、212、221

だね。

これくらいなら数えた方が速いかもね!

(1、2)のときが6通りなら、他の場合もそれぞれ6通りのはず。

6×36=216通り


【1】と【2】を足してあげたら答えだ。


27+216=243通り


どうだろ?ちょっとやれば身に付けられそうじゃない?


よって、答えは243通りとなる。


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