【 問題 】3~4年生向け
ある水溶液3000㎤を5分24秒加熱すると温度は45℃上昇しました。同じ水溶液2000㎤の温度を40℃上昇させるには何分何秒加熱すればよいですか。ただし、温度の上昇は体積に反比例し、加熱時間に比例するものとします。
【 解答 】
夏休みもあっという間に終わってしまった。夏休みを頑張れた子とそうでない子とでは差がついてしまったと思うけど、勝負はまだ先なんだから、手を抜いてしまった子はこれからの勉強の仕方を工夫して、残り期間は手応えのある努力をして欲しい。
小学生が3ヵ月も必死に頑張れば見違えるはず、あきらめずに最後まで戦って欲しい。
では、まいります。
これは理科でよく問われる問題だね。
大事なのは、量が多いと温度は上がりにくくて(反比例)、たくさんの時間を加熱すれば温度はたくさん上がる(比例)。この当たり前を数字に落とせばいい。
3000㎤と2000㎤を比べると、2000㎤の方が温度は上がりやすい、この体積だけを見れば3/2倍だけ温度は上がる。
加熱時間はわからないから、5分24秒に対して×▢としておこう。
温度上昇は45℃と40℃で、40℃は45℃の8/9倍だね。
体積だけを見れば3/2倍、これに加熱時間の×▢をすると、温度上昇の8/9倍になるんだ。
できました☆
3/2 × ▢ = 8/9
⇒ ▢ = 8/9 × 2/3 = 16/27
5分24秒 × 16/27
= 324秒 × 16/27
= 192秒 = 3分12秒
当たり前がわかってる子は受験算数は戦えるはず。当たり前を積み重ねていこう!
よって、答えは3分12秒となる。

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