【 問題 】5年生向け
Aの容器には5%の食塩水1000g、Bの容器には11%の食塩水200gが入っています。
AとBにある濃度の食塩水を同じ量ずつ加えたところ、AとBは両方とも▢%になりました。
▢に入る数字はいくつですか。
【 解答 】
加えた食塩水の濃度が出せないから難しいと思う。天秤図や面積図を使わずにやってみる。では、いきましょう。
加えた食塩水の量=▢g
加えた食塩の量=△g
として立式すると次のようになる。
食塩/食塩水=濃度、これはいいね。
同じ量の食塩水を加えたらAとBは同じ濃度になった。
AとBは同じ濃度、ということは、A-Bの食塩水、すなわち、Aの量からBの量を引いてあげた食塩水だって同じ濃度のはずだ。
※ 加比の理 ⇒( Read more » cf.年齢算2 )
できました☆
A-Bの食塩水の量
= (1000+▢)-(200+▢) = 800g
A-Bの食塩の量
= (50+▢)-(22+▢) = 28g
⇒ A-Bの食塩水の濃度=28/800=3.5/100=3.5%
加えた食塩水の量と濃度は条件不足で1つには定まらない、ここはちょっと難しい。でも、癖のある問題だから考え方のストーリーはわかりやすいし、1回やれば覚えられるね。
よって、答えは3.5となる。

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