2025-01-14

数の性質9。

 【 問題 】3年生向け

3の倍数と5の倍数を順番に足し算します。


3+5+6+9+10+12+15+18+20+21+・・・


足し算の結果がはじめて2025を超えるのは何個目の数字を足したときですか。


【 解答 】

計算練習にちょうど良いね。では、いきましょう。


3の倍数と5の倍数の最小公倍数は15、この15ずつで区切って考えてあげる。


3+5+6+9+10+12+15=60 1つ目のかたまり

18+20+21+24+25+27+30=165 2つ目の〃

33+35+36+39+40+42+45=270 3つ目の〃

・・・


15で区切ってあげるとかたまりごとに7個の数字が入る

1つ目のかたまりの和は60、2つ目のかたまりの和は165、3つ目のかたまりの和は270、そう、かたまりの和は105ずつ増えてるね。

7個の数字が次のかたまりではそれぞれ15ずつ増えるから、かたまり全体では15×7個=105増えるんだね。

ここからは2025に近くなるように素早く足し算する。


60+165+270+375+480+585=1935


6つ目のかたまりまでを足すと1935になる。


3+5+6+9+10+12+15=60 1つ目のかたまり

18+20+21+24+25+27+30=165 2つ目の〃

33+35+36+39+40+42+45=270 3つ目の〃

・・・

78+80+81+84+85+87+90=585 6つ目の〃

93+95+96+99+100+102+105=690 7つ目の〃


7つ目のかたまりの1番目の数字は93だから


1935+93=2028


となり、2025を超える。この93は


7個×6+1=43個目


の数字だね。


よって、答えは43個目となる。


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