【 問題 】4年生向け
A地点からB地点まで木を植えるために▢本の木を用意しました。A地点から8m間隔で植えていくと木が足りなく、B地点の手前135mの地点まで木を植えることになります。また、A地点から10m間隔で植えていくと木が5本余り、B地点の手前5mの地点まで木を植えることになります。
(1)▢にあてはまる数字はいくつですか。
(2)B地点で▢本目の木がちょうど植え終わるとき、木と木の間隔は何mですか。
【 解答 】
立式が簡単だから、植木算の鉄則、間の数から攻めていけばいいと思う。
では、いきます。
(1)
植木算で大事なのは間の数、これに尽きる。
間の数をまず考えて、それから木の本数を考えればいい。
▢本の木を全部植えたときの間の数を△(=▢―1)とおいて立式してみる。
8m間隔の方はすぐに式が作れる。
AからBの距離
= 8m×△+135m
これはいいね。
もうこれで2つの式のうち1つが作れた。あとは10m間隔の方の式を作ってあげればいい。
AからBの距離
= 10m×△-45m
これはどうだろう。
10m間隔で▢本の木を全部植えてしまうと間隔が広すぎてB地点を超えてしまうんだ。
余ってる5本を植えようとすると、最後に植えた木の地点(B地点の5m手前)から、あと10m×5=50m先まで植えることになる。
B地点の5m手前から50m先だから、B地点の45m(=50-5m)先てことだ。
10m間隔で木を全部植えるとB地点を45m超えてしまうから、その分を引いてあげないといけない。だから、AからBの距離は、10m×△-45m、となるんだね。
できました☆
AからBの距離
= 8m×△+135m = 10m×△-45m
⇒ 2×△=180
⇒ △=90
△=90は間の数だから、+1をしてあげれば木の本数だね。
90+1=91本
よって、答えは91となる。
(2)
AからBの距離を出してあげる。
8m×△+135m = 10m×△-45m
これに△=90を入れてあげればいい。
8×90+135=10×90-45=855m
AからBの距離は855m、ここに91本を等間隔で植えるんだ。
91本の木を植える=間の数が90個、植木算は間の数が大事だよ!
できました☆
855m÷90=9.5m
9.5m間隔で植えてあげると、91本目の木がちょうどB地点に植えられることになる。
よって、答えは9.5mとなる。

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