【 問題 】4~5年生向け
Aさんは3の倍数を、Bさんは5の倍数を以下のように順番に足していきました。Aさんの和を□、Bさんの和を△とします。
3+6+9+12+15+・・・= □ (Aさんの和)
5+10+15+20+25+・・・ = △ (Bさんの和)
AさんはBさんより5個多く数字を足しており、Aさんが最後に足した数字とBさんが最後に足した数字の差は25です。□と△の和はいくつですか。
【 解答 】
3×5=15
25+15=40
40÷2=20個
20+5=25個
(3+3×25)×25÷2=975
(5+5×20)×20÷2=1050
975+1050=2025
3と5と20と25しか出てこない算数らしい問題だね。Aさんの数字の個数を無理やり5個減らしてBさんと同じ個数にすると、Aさんの最後の数字とBさんの最後の数字の差は40になることに気が付けば暗算だ。では、いきましょう。
Aさんの数字の個数を無理やり5個減らしてBさんと同じ個数にすると、Aさんの最後だった数字は3×5=15だけ減る。その15減らした数字はBさんの最後の数字よりも小さいね、だって、Aさんは3の倍数でBさんは5の倍数なんだから同じ個数を並べたとしたら最後の数字はBさんの方が大きいでしょ、この当たり前感覚で差が付いちゃうからここを頑張ろう。
15減らした数字はBさんの最後の数字よりも小さい、ということは、問題文にある差の25はA-B?B-A?どちらだろう。そう、もちろんB-Aだ、だって、Aさんの方が25大きかったとしたら15減らしてもBさんより25-15=10大きくなっちゃう、同じ個数を並べたら5の倍数のBさんの方が大きいのだからそれではおかしいね。
Aさんが最後に足した数字とBさんが最後に足した数字の差は25
⇒ B-A=25
ここを押さえればあとは簡単。
数字の個数をBさんにそろえるためにAさんの個数を5個減らす、5個減らすとAさんの最後の数字は15減る、すると、B-A=25の差がさらに広がる、そう、B-A=25+15=40になるんだ。
Bさんの個数にそろえた後の最後の数字の差
⇒ B-A=40
できました☆
3+ 6+ 9+12
5+10+15+20
同じ個数を並べた場合、最後の数字の差は2×個数になる。上のように4個並べた場合は最後の数字の差は2×4=8になってるね。Bさんの個数にそろえた後の最後の数字の差は40なんだから、Bさんは
40÷2=20個
の数字を足してたんだね。Bさんが20個ならAさんは+5で25個の数字を足してる。
Aさんの最後の数字
= 25個目の数字
= 3×25=75
Bさんの最後の数字
= 20個目の数字
= 5×20=100
差は25にちゃんとなってるね。
□=Aさんの和、△=Bさんの和を出そう、等差数列だから余裕だね。
□=(3+ 75)×25÷2= 975
△=(5+100)×20÷2=1050
□+△=975+1050=2025
数字を入れてあげると
3+6+9+12+15+・・・+75=975
5+10+15+20+25+・・・ +100=1050
100-75=25
975+1050=2025
大丈夫だね!
よって、答えは2025となる。
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