【 問題 】5~6年生向け
1~2025の整数について、3の倍数ではあるが9の倍数ではなく5の倍数ではあるが25の倍数ではない整数は、全部で何個ありますか。
【 解答 】
大学入試でも出題されそうな問題だね。易しくはないけど難しいはずがない。では、いきましょう。
3の倍数でもあるし5の倍数でもあると言ってる、そう、15の倍数なんだ。
15の倍数なんだけど、15の倍数の中にある9の倍数と25の倍数はダメだと言ってる。
15の倍数でもあり9の倍数でもあるのは45の倍数、15の倍数でもあり25の倍数でもあるのは75の倍数、そう、15の倍数のうち45の倍数と75の倍数はダメなんだから、15の倍数の個数から45の倍数の個数と75の倍数の個数を引いてあげればいい。
15の倍数 → 2025÷15=135個
45の倍数 → 2025÷45= 45個
75の倍数 → 2025÷75= 27個
⇒ 135-(45+27)=63個
ここで安心してはダメだ。引き過ぎてる。
45の倍数の個数と75の倍数の個数を引いたんだけど、45の倍数でもあり75の倍数でもある225の倍数を重複して引いてしまってる。だって、225の倍数は45の倍数の個数にも75の倍数の個数にも入ってるでしょ、2回も引いてることになってるから1回分を戻さないといけない。
2025÷225=9個
225の倍数は9個、これが2回引いたことになってるから1回分を足して戻してあげよう。
63+9=72個
これが問題の条件を満たす整数の個数だね。
ここではベン図を省略したけど、ベン図を書いて確認できると良いね。
よって、答えは72個となる。
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